よく本を読む方向け

コミュニケーション上手になりたい方へオススメの本の紹介

今回はコミュニケーション上手になりたい方に向けて、D.カーネギーの「人を動かす」をご紹介致します。

私はこの本を読んで、以前に比べて本当にコミュニケーション能力が上がり、今までの人間関係が良好になっただけでなく、初対面の方ともうまく話せるようになったように感じています。

相手と話しているとき、あるポイントを意識することによってこんなに相手の反応が変わるものなんだ!と初めてこの方法を試みたときとてもびっくりしました!

コミュニケーション能力を磨くことは人間関係においてとても大切なことですし、毎日何かしらで人と話すことはあるかと思いますので、今すぐに実践でき効果を実感できる方法だと思います!

この本は

人間関係を良好にしたい

人とうまく話せない

初対面の人ともうまく話せるようになりたい

このような思いのある方にオススメです。

「人を動かす」について

ページ数:350ページ

読了時間の目安:5時間半

著者:D.カーネギー

この本の著者D.カーネギーは、セールスマンなどの仕事を経て、夜間学校で話し方の講座を受け持つようになり、その後は人間関係についての講義を基にした、この「人を動かす」を執筆し、今では世界的に読み継がれるまでの名著となっています。

他にも「道は開ける」などが有名です。

コミュニケーション上手になるコツ①相手の話をとにかく聞く

コミュニケーション上手になるコツの1つ目は「相手の話をとにかく聞く」ことです。

この本には、世界を味方につける方法、相手から関心を持たれる方法など、人間関係やコミュニケーションにおいてとても興味深い方法がいくつも書いてありますが、その中でもコミュニケーションが上手になる方法の基本は、「聞くこと」になります。

学者のチャールズ・エリオットによると「ビジネストークに成功する秘訣などない、話している相手に細心の注意を払うこと。これほど相手を喜ばせる方法はないのだから」と言っていたそうです。

この方法を使うことによって、例えば重要な商談やクレーム対応などもきっと以前より相手の態度が変わると思います。

この本にあるクレーム対応を例にとると、

ある男性がデパートでスーツを買ったのですが、かなり期待外れの品だと気づきます。スーツの色が落ち、シャツの襟に色移りして黒ずんでしまっていたのです。

そこでその店の販売員にクレームを言いに行きました。

しかし、その販売員は自分の話したいことを口にします。「私たちはこのスーツを何千と売りましたがこんなクレームは初めてです。」といかにもこちらが嘘をついているのではないかというような対応をしました。

そして2人目の店員に聞くと「暗い色のスーツは全部最初は少しすり減ります。その価格のスーツではそれはどうにもなりません。染色の問題ですから。」

このように、1人目はこちらの正直さを疑い、2人目はこちらが二流の商品を買ったとほのめかしたのです。

そうすると、支配人がやってきて、そこからは話しているうちにこちらの態度がすっかり変わってしまったのです。コミュニケーションの違いだけで怒っている人間を満足した顧客に変えたのですね。

その方法はというと、

①一言も言わず、こちらの話を初めから最後まで聞いた。

②こちらの立場に立ってくれ、さらに先ほどの販売員に、襟の汚れが明らかにスーツから染み出したものだと指摘しただけでなく、完全な満足感を与えられない製品は店で販売すべきでないと主張した。

③こちらに、「どうしてほしいか」聞いてくれた。「スーツはどのようにいたしますか?なんでもいう通りにいたします。」

たった数分前は悪態をつく気満々だったのにも関わらず、「ただアドバイスをもらえればそれでいい、この状態が一時的なものなのかどうか、そして何かできることはないか知りたい」と思ったそうです。

そしてこのスーツを一週間試しに着てみてどうなるか試すように提案され、「それで満足できなければ、持ってきてください。あなたが満足するものを差し上げます。このような不憫をおかけして本当に申し訳ありません」

結果的にこの男性は満足してお店を後にし、そのデパートへの信頼は完全に回復したそうです。そしてスーツの問題は一週間後には無くなっていたそうです。

相手の立場に立って話を聞く、ということはこのようなクレーム対応にもとても役に立つのですね。

また、本によるとクレームの常習者やひどく過激な批判者でも忍耐強く聞いてくれる聞き手によって、態度を軟化させることはよくあるそうです。

そして、何百人もの有名人にインタビューしたジャーナリストのアイザック・まっカーソンは「多くの人は注意深く人の話を聞かないために、好意的な印象を作ることに失敗する」と言っていたそうです。

コミュニケーション上手になるコツ②話し上手になろうとしない

コミュニケーション上手になるコツの2つ目は「話し上手になろうとしない」です。

本によると、重要人物ほど話し上手より聞き上手を求めるそうです。そして聞き上手を切望するのは重要人物だけではなく、誰でもそうなのだそうです。「どんな優れた特質よりも、聞く能力は素晴らしい」とまで言われているそうです。

私も昔コミュニケーション能力を磨きたいからと「話し上手」になろうとしましたが、自分のことばかり話してしまってあまりうまくいかなかった経験があります。本にある通り、自分のことばかり話す人は嫌われてしまうそうです。確かに相手の立場に立って考えると、相手の話を遮ったり、長く聞かないのに自分の話になるとすごく長く話すなど、そりゃあ嫌われてしまいますよね。

他にもこの本には、コミュニケーションを使って人間関係を良くする方法として「相手の欲しいものについて話し、それを手に入れる方法を教える」ことなどいろんな秘訣が書いてありますが、まず相手のためにできることをするのがやはり一番良好な人間関係を作る上で大切なことなのだと感じました。

 

今回は、コミュニケーション上手になりたい方にオススメの「人を動かす」をご紹介しました。

要点まとめ

相手の話をとにかく聞く

話し上手になろうとしない

 

コミュニケーション上手になりたいと思う方はぜひ読んでみてください!